医療秘書(医師秘書)は、医師が本来の医療業務に従事できるよう、医師の指示のもと、診断書や処方箋の作成、検査の予約などのほか、各種スケジューリングなどを行います。医療用語の理解や学会参加の準備など、医療機関ならではの知識と経験が必要となります。患者さんと医師、または医師と看護師をつなぐパイプ役です。
医師や看護部長の補佐役となりますので、大学病院や大規模の病院での勤務が主になります。もちろん小規模な病院やクリニックでの採用もありますが、その場合のほとんどが、医療事務との兼務になる可能性が高いでしょう。経験や能力次第で給与面や待遇が変わりますので、医療秘書としての就業を目指すのであれば、経験を重ね、スキルを高めることが不可欠です。
激務のために医師不足が叫ばれています。医師の負担を減らそうという流れの中で、医療秘書を置く病院は今後も増えていくでしょう。2008年に厚生労働省は、医師の事務作業をサポートする職員を配置すると診療報酬の評価が高くなるという制度も新設しています(医師事務作業補助体制加算)。
通信:4万~
通学:9万~最短1ヶ月
長くても3ヶ月~半年通信・通学


推定月収(正社員) 15万円以上
医療秘書には公的な資格はありませんので、資格がなくても仕事に就くことができます。しかし、医療秘書教育全国協議会が実施する、医療秘書技能検定(1級・準1級・2級・3級)に合格し、資格を取得すると知識や資格の証明になります。医療機関の組織運営から、医療知識、レセプト作成まで、総合的な知識が問われる試験です。大きな病院で院長などの秘書として働くなら、取得しておきたい資格です。
医療の基礎知識のほか、社会的マナーやパソコン知識などを幅広く身につけていく柔軟性のある人に向いています。また、医療秘書は、医師や看護師など、医療に関わるさまざまなスタッフを支える仕事です。そのため、明るく思いやりがあることはもちろんですが、機転が利き、的確な判断力が求められます。















