介護が必要な高齢者や障害者に福祉用具をレンタルしたり、販売したりする仕事です。直接利用者のお宅に訪問し、高齢者や介護者に合った用具のアドバイスや使用法の指導を行います。利用者の症状や障害の程度に合う用具を適切に判断する必要があるので、専門的知識を身につける必要があります。
指定福祉用具貸与事業所には、2名以上の配置が義務付けられているため、主な就業先としては福祉用具貸与事業所や福祉用具メーカー・販売所、その他福祉関連施設などになります。雇用形態は多様で、正社員、パート従業員などライフスタイルに合わせて選べるのが魅力です。
高齢化社会に伴い、福祉サービスの充実が図られる現在では、福祉用具が広く普及し、その機能や用途も多様化しています。さらに、介護保険制度のもと、障害者や高齢者の生活を支援する専門用具は、必ず専門家と相談して決めなければなりません。専門的知識を持つ有資格者のニーズは今後ますます高まると考えられます。
通学・通信:3万~
通信:1週間~
通信・通学


初任給:約16万円(販売所勤務の場合)
福祉用具専門相談員になるには、受験資格や試験は必要ありませんが、厚生労働大臣が指定した講習を修了する必要があります。講義と実習の全40時間の受講で資格が取得でき、短時間でスキルを身につけられます。すでに介護系の資格を保有している方の中でも、スキルアップのため資格の勉強をされる方も多数います。
利用者の症状や障害の程度に合った用具を適切に判断するためにも、利用者やその家族のニーズを聞き出すコミュニケーション能力が必要になります。人の役に立ちたい方など、人と接するのが好きな方にオススメです。
高齢者や障害者の自立を促し、介護者の負担を減らして、利用者が安全に生活を送るために必要な道具のことを総称して、福祉用具といいます。介護保険の対象となる福祉用具は、車椅子、特殊ベッド、体位変換器、移動用リフトなどから、障害者用の食器、日用雑貨まで多岐にわたります。介護保険の制度下でそのような用具を求める場合には、必ず専門家と相談しなければなりません。
私が福祉用具専門相談員の資格を取得しようと思ったきっかけは、介護業界でのスキルアップのためです。ホームヘルパー2級をとり、訪問介護を行っていた私は、訪問させていただいていたお年寄りの方にもっと広い範囲で介護ができないかな、と思っていました。介護の現場では、高齢者や障害者の自立を促し、介護者の負担を減らして、利用者が安全に生活を送るために必要な道具である、福祉用具を使うことが多くあります。しかし、福祉用具を使うにあたっては、福祉用具専門相談員の資格がなければいけません。私が介護させていただいている方を、私自身ではすべてサポートしきれないということがとても悔しかったです。現在、資格を取得後は、仕事の幅が広がり、より質の高い介護ができるようになりました。
私が福祉用具専門員の資格を取得しようと思ったのは、できるだけ長く続けられる仕事を選ぼうと思ったからです。大学を卒業しても、特に就職せず派遣社員として働いていました。そこで、正社員の人がリストラで辞めていったのが印象的だったのが、転職を決めたきっかけです。高齢化社会で、介護の人手が足りない今なら、私でも就職できると思ったんです。ただ、何の資格もなくいきなり就職することは難しいので、専門知識があれば、みんなに必要とされるし、福祉用具専門相談員の資格を選びました。福祉用具という介護に使う用具を使うときは、必ず「専門家」に相談しなければいけません。その「専門家」が、福祉用具専門相談員なんです! これなら、長く続けられる! 私は確信しました。今では、ひとりひとりのニーズにあった福祉用具を、「専門家」として提供しています!
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